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2024.04.09
無垢ボード塗装
こんにちは!
腰痛持ちのエコーアートの袴田です(>_<)
昨日、カイロプラクティックに行って、あぁ~腰痛くなくなった
と思ったら、本日普通に腰痛のぶり返しに見舞われました(笑)
理由は…エコーアート恒例の上棟前の無垢ボード塗装。
本日は、その様子をお伝えしようと思います。
この無垢ボードは、4月20日(土)に上棟予定の磐田市の
ヴィンテージcafestyleの家の2階の小屋裏剛床と呼ばれる
2階の天井に採用される材料になります。
上棟に先立って、塗装するのが段取り的に望ましいということで
いつもこのタイミングで塗装しているわけです。
何度か、このブログを書かせて頂いているので
本日は、昨日のブログに通じる塗装の観点から
書いてみますね♪
こちらが、無垢ボード…1枚が91cm×1820cmの大きさです。
ほぼ畳1枚分の大きさですね。
これが、35枚あります(>_<)
ちなみに、この無垢ボードは「杉」になります。
無垢ボードは約10cm巾の杉をくっ付けてできたボードです。
杉を塗装するとどうなるのか?
を本日は、解説していきたいと思います!
まずは、こちらから。
こちらが、無垢ボードの塗装前の状態。
白い矢印が2つありますね。
向かって右側の矢印は、杉の赤い部分(赤身といいます)を指し
左側の矢印は、白い部分(白太といいます)を指しています。
色が変わったり、木目が違うところで張り合わせてあります。
これをウォルナット色に着色すると
下記写真の矢印部分のようになります。
塗装すると、全体の色はウォルナット色になるのですが
何となく、赤身や白太が分かる感じになります。
塗装しても、地の色味が影響して、全く同じ色で塗装しても
同じ色で仕上がるわけではないということが分かると思います。
この1枚だけでは分からないので、他の板も見てみましょう。
こちらの板も見てみます!
白太部分は、先ほどより分かりやすく
木目があるものをチョイスしました!
これを塗装すると…
こんな感じになります。
うーん、色がバラバラですね。
もう1度、写真をよく見比べてみてください。
塗装前は、赤身だったところは塗装後は、茶色…ではなく
赤茶色っぽくなっているのがお分かり頂けますか?
ここが杉の塗装のポイント。
赤身をウォルナット色に塗装すると、赤茶色になる!
この微妙な度合いが、家のテイストを変えてしまうのです(>_<)
色へのこだわりは、テイストへのこだわりに直結します。
杉、パイン、ツガ、タモ、ヒノキなど多くの樹種があります。
各々、杉のように特徴があります!
それぞれに合わせた塗装色を検討することが
家のテイストに関わってくることになります。
内装色を検討する時は、担当者にしっかりご相談くださいね。
ちなみに、塗装後はこんな感じで乾燥させます。
1日乾燥させた後、たたみに行きます。
この時も、腰痛との闘いが待ち受けます(笑)
腰痛が…腰痛が…とか言いましたけど。。。
これから、腰痛になるような作業が連日続きます(笑)
どうしよう。
………。
考えていてもしょうがないので、腰痛とバトルしてきます( ゚Д゚)