Staff Blog スタッフブログ
2024.01.17
地境はどこか?
こんにちは!
午後ティーのキャラメルミルクティーラテ味…
昨日のリベンジを果たせなかった
エコーアートの袴田です(>_<)
寄ったコンビニになかったんですよ(゚Д゚;)
最近、置いていないコンビニが多くて困ります。
もう、口が午後ティーの口になっているので
落胆が倍増します。
明日は、リベンジできるかな。。。
皆さんは、ご実家が建っている敷地において
どこからどこまでが明確にご実家の敷地か分かりますか?
今日のブログは、どこからどこまでが自分の敷地かを
理解できるようになる…そんなブログを書いていこうと思います!
先日、春先から着工予定のヴィンテージスタイルの平屋のお宅の
境界立ち合いに行ってきました!
敷地面積は…150坪弱。
広すぎて…どこからどこまでが敷地なのか…
よく分かりませんでした(>_<)
上の2枚の写真が建築地になるわけでして…
現在、除外申請という申請を市に申請中。
除外申請についてや、農地に家を建てるということで
過去のブログに書いております。
ご興味がおありの方はこちらをご覧ください。
ちなみに、地境には下記写真のような境界杭と呼ばれる
杭が入っていることがほとんどです。
これが敷地の隅に入っていて、それらを結んだ線が地境になるのが一般的。
では、春先に着工予定のお宅はどうなっていたのか?
こちらのお宅の敷地ですが、境界杭が1箇所だけこんなことに
なっております。
4つ矢印があるのですが…
全て境界杭っぽいんです(>_<)
どれが何なのか…よく分かりません(+o+)
こちらは、反対側から撮った写真。
除外申請を出してくれた方と、お施主様のお祖父様、僕で立ち合いをして
青い矢印が境界杭だということが判明しました。
この辺り一帯に、10年以上前に国土調査が入ったらしく
その基準点が混じっていて、よく分からなかったのです。
そして、掘り起こしたところは、青い矢印の杭との巾で農道(農業用道路)
になっているとのこと。
…これは、役所で資料を取り寄せて調べて分かったこと。
工務店では、調べ方も分からないような内容です。
なかなか複雑で難しかったですが、解決できて良かったと同時に
僕の経験値にもなりました!
ちなみに…ほかの地境杭は埋まっていたり
擁壁に張り付いていたりで…
除外申請を出した工務所の方は、よくこんな杭を見つけるなぁと
感心しっぱなしの僕でした(^0^)
擁壁に張り付いている国土調査の文字がある杭。
こんな杭、初めて見ました!
国土調査が行われている場合、それが最優先されるとのこと。
国が調査しているわけですから…それはそうですよね。
地面に埋まっていましたが、国土調査の文字の記載がある杭を発見。
しかも、簡単に見つけてしまいました。。。
やっぱり専門家は、すごすぎる。
これから家づくりをされる方は、地境がどこなのか
しっかり、把握する必要があります。
このポイントを基準に、ブロック工事や擁壁工事を行うからです。
また、遠い将来は相続することと思います。
その際には、相続する身内の方にしっかり知らせる必要もあります。
エコーアートは全く関係ありませんが…
地境で近隣の方と揉めて、裁判している…という話も聞いたことがあります。
地境を間違えて家を建ててしまって、引き渡しが受けられない…
そんな家も街中にあります。
地境って、少しはどっちに行っても良いような感じがするかもしれませんが
普通に裁判沙汰になったりするケースがあります。
「ここが地境」と明確に言えるようにしておくべきでしょう。
杭がない場合もありますが…お金を払ってでも入れてもらうことを
お勧めします。
今日は、地境の難しい話でした。
家を建ててしまった方も、これから土地をご購入される方も
地境杭について、重要性を認識しておきましょうね(^0^)